”コンクリート補修は
内部から”
バッサー工法による
画期的な内部補修
私たちは長年に亘り”コンクリート構造物の補修は内部から”を
テーマに注入工法の探求に取り組んで参りました。
バッサー工法は外部からの漏水を遮断するため、水の侵入経路を中心に
閉塞することを主眼に開発された注入工法です。
構造物深部の漏水経路から補修剤(ウレタン樹脂)を入れ込むことで、
水の侵入口から出口へ繋がる全経路を閉塞する完全止水を目指しています。
注入時の圧力を深部へ誘導し、部材芯から補修剤を微量吐出する方式を開発したことで、
高圧から生じる問題を回避し、効果的に充填することが出来るようになりました。
私たちは漏水補修に止まらず、構造物内への有害な劣化因子を抑制し、
鉄筋腐食、中性化防止をも意図する注入工法を適用し、
次工程の断面修復、剥落防止、繊維補強等へのステップを考えています。
更に用途に応じた補修剤の選択を可能にした本工法は、漏水のみならず、
内部被覆、補修・補強などを目的とするオプションを用意しています。
創業以来、適材適所・実践感覚を大事にして参りました。
そこを軸に新旧の技術、材料、資材など、あらゆる可能性とメリットを調査し、
取入れ・組み合わせを通じて、より良いものをご提案して参ります。
![](http://nk-wasser.com/wp-content/uploads/2023/08/aboutme.jpg)
社長あいさつ
柔軟な発想を
現場目線から発信し、
実践と結果をもって
貢献してまいります
バッサー(WASSER) とは、ドイツ語で「水」を意味します。
弊社は社会インフラの補修、とりわけ注入技術を主力にコンクリートの止水工事に取り組んでまいりました。
そのことが社名の由来になります。
現場での実践を軸に多岐に渡る取組みと探求心から、専用機の自社開発に踏み切り実用化を経て、
オリジナルの工法を確立しました。用途に応じた注入剤の変更が可能で、止水のみならず
補修・補強、防水などへ領域を拡大し、新たな補修分野の開拓にチカラを注いでいます。
このようなバッサーエンジニアリングを基盤に断面修復・剥落防止、繊維補強など、
誰もが実施可能な一般工種も手掛け、更なる進化と総合力を具える多機能工を目指し、今日に至っております。
近年インフラの老巧化は増々深刻になり、既存の補修マニュアルでは対応しきれない現実が少なくありません。
それ故の苦し紛れな対応や、実状にそぐわない従来型の補修計画に危うさを感じることもあります。
長きにわたる慣習、固定概念にとらわれ過ぎず、既存方法に頼り過ぎず、実戦で刻み込まれたノウハウを軸に
現状を見極め、何が最適かを絞り出し、より良い提案ができるよう準備してまいります。
まだまだ旧態依然が色濃い建設業界ですが、返遷する時代ニーズに向き合いながらも、
実戦工学を積上げ、そのノウハウと可能性を発信し続けます。
そのど真ん中に立つ施工技術者は、何よりも現場では大きな影響力を持ち、今後の鍵となる生命線そのものです。
一人でも多くの技術者を創出できるよう、持ち前の柔軟な発想を大切にし、
実践と結果を示すことで前途を切り拓いていこうと思います。
1992年創業以来、当時止水しかできなかった不器用なマニアック集団が、
ここまで大きな事故もなく30年間専門業者として営んでこれたことは、奇跡なのかもしれません。
しかし、今後はこの奇跡を現実の常用路線に確り定着させ、次の30年へ繋げる企業を目指し、
小粒でもピリッとした仕事をお伝えできるよう、存在感を示してまいります。
今後とも弊社の動向にご期待いただければ幸いです